「快適すぎるネットフリックスの驚異」③

WOWOWやスカパー! 、J:COMのようなケーブルテレビ会社など国内既存プレイヤーたちにとって、厳しい戦いになることは間違いない。なぜなら、前述したネットフリックスの3つの強みにおいて、既存プレイヤーたちは劣位にある。
そしてそれ以上に脅威なのが、ネットフリックスの時価総額が驚異的に大きいことだ。直近の時価総額は520億ドル、日本円で約6.4兆円。この莫大な時価総額は、ネットフリックスが主にアメリカで上げている年間純利益の276倍。ネットフリックスの株主たちは、アメリカで成功したこのビジネスモデルが世界中で通用することを見込んで先行投資しているということを意味する。
だからハリウッド的コンテンツが受け入れられやすくかつ市場が大きい場所、具体的には香港やシンガポール、カナダやメキシコに加えて、日本市場はネットフリックスにとっては重要な攻略目標になる。
迎え撃つWOWOWの時価総額は8月時点で約1000億円、スカパー!で約2000億円だから、仮にネットフリックスがその資金力で本格的に同質化戦略、つまり既存勢力とほぼ同等の番組ラインナップを揃える戦略を取り始めたら、既存勢はかなり苦しい戦いを強いられることになる。

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